こんにちは!
静岡県浜松市にあるミニチュアシュナウザー専門の犬舎、ESTRELLA(エストレージャ)の内山です。
愛犬と一緒に自由に遊べる場所を探して、ドッグランの利用を検討されている方も多いのではないでしょうか。
ですが、「どんなマナーが必要?」「室内と屋外のドッグラン、どちらが良いの?」といった疑問や不安を抱えていらっしゃる方もいらっしゃると思います。
このブログでは、初めての方でも安心してドッグランを楽しめるよう、マナーや屋内屋外それぞれの特徴について詳しくご紹介します。
ドッグランを利用する際のマナー
ドッグランは、愛犬がリードを外して自由に走り回れる貴重なスペースです。
しかし、他の犬や飼い主と共有する場であるため、利用時には守るべきマナーがあります。
以下に、ドッグランを利用する際に特に注意すべきポイントをまとめました。
① 事前に規約を確認する
各ドッグランにはそれぞれ独自のルールがあります。
たとえば、利用する犬の予防接種が済んでいること、特定の犬種の制限、時間帯や予約の必要性などです。
必ず事前に規約を確認し、従いましょう。
② 愛犬の健康状態を確認する
ドッグランは多くの犬が集まる場所です。
愛犬が病気や寄生虫に感染している場合は利用を控えましょう。
また、ドッグランを利用する前にワクチン接種やフィラリア予防薬などの対応を済ませておくことが重要です。
③ 排泄物の処理を徹底する
ドッグラン内での排泄物は飼い主が責任を持って処理してください。
専用のゴミ箱がある場合はそこに捨て、それ以外の場合は持ち帰るのが基本です。
また、排尿の際に地面や設備を汚した場合は水で流すなどの対応も必要です。
④ 他の犬との接し方に配慮する
愛犬が他の犬と遊びたい場合でも、無理に近づけるのは避けましょう。
他の犬や飼い主が嫌がる場合もあるため、必ず相手の様子を観察してから行動してください。
また、攻撃的な行動をとった場合はすぐに愛犬を制止することが必要です。
⑤ 飼い主が目を離さない
ドッグランは自由に遊べるスペースですが、飼い主が愛犬を完全に放置するのは危険です。
万が一、他の犬とトラブルが発生した場合に迅速に対応するためにも、常に愛犬の行動に注意を払いましょう。

室内ドッグランと屋外ドッグランのメリット・デメリット
ドッグランには、天候や施設の特性に応じて「室内ドッグラン」と「屋外ドッグラン」の2つのタイプがあります。
それぞれの特徴を理解し、愛犬の性格やその日の状況に合った場所を選びましょう。
室内ドッグランのメリットとデメリット
【 メリット 】
- 天候に左右されない室内ドッグランは、雨や雪、強風の日でも快適に利用できます。特に日本の梅雨時期や夏の猛暑日には、安全に運動できる室内施設が重宝します。
- 清潔な環境室内施設は定期的に清掃が行われていることが多く、泥やホコリで汚れる心配がありません。また、温度管理がされているため、熱中症や寒さのリスクも軽減されます。
- 小型犬専用エリアが多い室内ドッグランでは、犬のサイズや性格ごとにエリアが分けられていることが多く、小型犬や初心者の犬でも安心して遊ばせることができます。
【 デメリット 】
- スペースが限られる室内は屋外に比べて広さが限られる場合が多く、大型犬や走るのが大好きな犬にはやや物足りないことがあります。
- 利用料金が高め室内施設は維持管理費がかかるため、屋外ドッグランに比べて利用料金が高いことが一般的です。
- 音や匂いが気になる場合がある室内では音や匂いがこもりやすいため、敏感な犬にとってはストレスになることがあります。

屋外ドッグランのメリットとデメリット
【 メリット 】
- 広大なスペース屋外ドッグランは広い敷地を持つことが多く、犬が全力で走り回るのに適しています。自然の中で遊べるため、ストレス発散にも効果的です。
- 四季を感じられる環境自然を感じながら遊べる屋外ドッグランは、犬にとっても飼い主にとってもリフレッシュできる場となります。春や秋の気候の良い時期には特におすすめです。
- 料金が安いまたは無料の場合が多い公営のドッグランや公園内の施設などでは、利用料金が安い場合や無料で利用できることが多いです。
【 デメリット 】
- 天候に左右される雨や暑さ、寒さが厳しい日には利用が難しくなる場合があります。地面が濡れていると犬が汚れるだけでなく、転倒の危険もあります。
- 清潔面のリスク屋外ではどうしても泥や草、虫などが気になることがあります。また、他の犬から病気や寄生虫をもらうリスクもゼロではありません。
- 他の犬とのトラブルが起こりやすい広いスペースで多くの犬が自由に動くため、他の犬とのトラブルが発生しやすい傾向があります。特に、混雑している時間帯には注意が必要です。

ドッグラン選びのポイント
ドッグランを選ぶ際には、愛犬の性格や体力、体調を考慮することが大切です。
例えば、活発な犬には広い屋外ドッグランが適していますが、暑さや寒さに弱い犬には室内ドッグランが安心です。
また、初めてドッグランを利用する場合は、比較的空いている時間帯を選び、愛犬が慣れるまでゆっくり見守ることをおすすめします。
ドッグランは、飼い主と愛犬が一緒に楽しい時間を過ごせる場所です。
正しいマナーを守り、愛犬に合った環境を選ぶことで、より充実したひとときを過ごせるでしょう。
