犬が食べることで尿がアルカリ性になりやすい食べ物【一覧】

パートナーを迎えてからの暮らし

こんにちは!

静岡県浜松市にあるミニチュアシュナウザー専門の犬舎、ESTRELLA(エストレージャ)の内山です。

今回は、犬が食べることで尿がアルカリ性になりやすい食べ物について紹介します。

アルカリ尿を引き起こしやすい食材

植物性たんぱく質が多い食品

  • 豆類(大豆、枝豆など)
  • 豆腐・おから
  • 小麦グルテン

肉よりも植物性たんぱく質は、尿をアルカリ性に傾けやすいです。

野菜類(特にカリウムが多いもの)

  • ほうれん草
  • ブロッコリー
  • カボチャ
  • さつまいも
  • キャベツ
  • 白菜

総じて野菜は尿をアルカリ性にしやすい傾向があります。

果物(特に柑橘系・カリウムが豊富なもの)

  • バナナ
  • メロン
  • スイカ
  • オレンジ
  • リンゴ

果物はマグネシウムやカリウムが多く、アルカリ性傾向に傾きます。

カルシウム・マグネシウムを多く含む食品

  • 乳製品(チーズ、ヨーグルト、ミルク)
  • 海藻(昆布・わかめ)
  • アーモンドなどのナッツ類(犬には要注意食品)

注意点

アルカリ尿はストラバイト結石の原因になることがあります。

特にミニチュアシュナウザーなど尿石症の好発犬種では、アルカリ性に偏りすぎないバランスが大事です。

野菜たっぷりの手作りごはんや果物のおやつが続くと、尿がアルカリに傾く可能性が高まります。

尿のpH管理のポイント

動物性たんぱく質(鶏肉・牛肉・魚など)は尿を酸性化しやすいため、結石予防には適度に取り入れることが推奨されます。

市販の療法食(pHコントロールなど)は、pHを安定化させるよう調整されています。


▼ 反対に尿が酸性になりやすい食べ物についてはこちらの記事をご確認ください。