こんにちは!
静岡県浜松市にあるミニチュアシュナウザー専門の犬舎、ESTRELLA(エストレージャ)の内山です。
「すでに犬がいるけど、もう1頭お迎えしたい」
「ミニチュアシュナウザーに惹かれているけど、先住犬と仲良くなれる?」
そんなお悩みを持つ飼い主さんに向けて、今回は「先住犬がいる家庭でミニチュアシュナウザーを迎える際に大切なポイント」をまとめてご紹介します。
初対面の場面で気をつけること、年齢差がある場合の配慮、相性の見極め方まで、実践的なノウハウを解説します。
そもそも「2頭目」を迎えるタイミングは?
2頭目を迎える理想のタイミングは「先住犬の性格・健康状態・年齢」に大きく左右されます。
【 チェックポイント 】
- 先住犬がまだ若く(2〜6歳くらい)、元気に遊ぶ体力がある
- 社交的で他の犬に対して寛容な性格
- 病気療養中や高齢でない(ストレスが負担になる)
逆に、
- 12歳以上の高齢犬
- 警戒心が強く臆病な犬
- 唸ったり、噛んだりする兆候がある犬
の場合は、慎重な判断が必要です。

ミニチュアシュナウザーの性格と多頭飼い適性
ミニチュアシュナウザーは 知的で好奇心旺盛な犬種。
社会化がしっかりできていれば、他犬とも仲良くなれる子が多い傾向にあります。
【 特にこんな性格の子は相性◎ 】
- 子犬期から犬と遊んできた
- 自己主張は強いけど攻撃性は低い
- トレーニングを受けており、人の指示をよく聞ける
ただし、自立心が強い個体もいるため、「先住犬との上下関係」がうまくできないとトラブルになることも。
性別・年齢差で相性は変わる?
性別の相性
| 組み合わせ | 相性の傾向 |
|---|---|
| 先住♂ × 新入り♀ | 比較的うまくいきやすい |
| 先住♀ × 新入り♂ | 年齢や性格によるが中立的 |
| 同性(♂×♂や♀×♀) | 競争が起きやすいため注意が必要 |
※ 性格が穏やかで社交性が高い場合は同性でも問題ないケースも多々あります。
年齢差の注意点
■ 年齢差が大きい(7歳以上)場合
体力差・行動のペースが違うため、老犬へのストレスが強くなりがち。
■ 同世代(1〜3歳差)
お互いに遊び相手になりやすい。
社会性も身につきやすい。

初対面は「中立の場所」で!
家の中では「縄張り意識」が働くため、最初のご対面は必ず 屋外の中立的な場所(公園・広場など) で行いましょう。
【 初対面の流れ 】
- それぞれの犬をリードでつなぎ、距離を保ちながら散歩
- 匂いを嗅がせる・目を合わせるなど、自然な挨拶を促す
- 興奮が収まったら、一緒に歩く距離を少しずつ近づける
- 何度か短時間の顔合わせを繰り返し、慣れてきたら室内へ
※ 最初からいきなり室内で対面させると、トラブルになりやすいので避けましょう。
いざ同居スタート!注意すべき5つのこと
① 餌・おやつ・おもちゃは「完全に分ける」
- ご飯中のトラブルを防ぐため、食事場所は別室に。
- 嫉妬・所有欲からのケンカを避けましょう。
② スキンシップは「先住犬優先」で
- 新入りばかり構うと、先住犬が不安定になります。
- まずは「あなたが一番だよ」と伝えて安心させることが大切。
③ ケージ・寝床は別々に
- 安心できる場所をそれぞれに作ること。
- とくに新入りが落ち着ける「逃げ場」を用意すると◎
④ しばらくは目を離さない
- 最初の1週間は犬同士の関係性が安定しないため、放置せず常に観察。
- 早めに吠え・唸り・威嚇の兆候に気づけると安心。
⑤ トラブルがあったら「一時隔離」
- 無理に仲良くさせようとしない。
- 吠え合い・マウンティング・マーキングなどが起きたら、すぐに環境を分けてリセット。

ミニチュアシュナウザーと先住犬が仲良くなるためのヒント
- 一緒に「散歩」や「軽いトレーニング」を行い、「同じ体験」をさせることで絆が深まります。
- 毎日5〜10分程度の「一緒にいるけど構わない時間」も効果的です(同じ部屋で無理に触れ合わず、距離を保って過ごす)。
- どちらか一方にストレスがたまっていると感じたら、片方だけとの時間も確保しましょう。
どうしても相性が合わない時は?
どれだけ準備してもうまくいかないケースもあります。
以下のような状態が続くなら、専門家への相談をおすすめします。
- 先住犬が食欲を失う・体調を崩す
- 毎日のようにケンカ・唸り合いが続く
- 一方がストレス行動(粗相・破壊行動)をする
行動カウンセラーや信頼できるトレーナーに相談し、環境調整やトレーニング方法を一緒に考えることで、改善することも多いです。
まとめ
先住犬がいる家庭でミニチュアシュナウザーを迎えるには、
- 性格や年齢差、性別の相性を慎重に見極める
- 初対面から数日は「距離感」に配慮する
- 先住犬の心情ケアを最優先にする
これらを意識することで、スムーズな多頭飼育が実現しやすくなります。
「2頭目って大変そう…」と思う方も多いですが、うまくいけば 倍の癒し・倍の笑顔・倍の絆 が得られるかもしれません。



