2026年9月12日(土)・13日(日)。
静岡県・朝霧で開催されたドッグショーへ、ESTRELLAからミニチュア・シュナウザーのサクラと一緒に出陳してきました。
今回の朝霧では、2日間で合計3つのドッグショーが開催されました。
ESTRELLAから出陳したのは、ミニチュア・シュナウザーブラック(牝)チャンピオンクラス「サクラ」です。
そして今回、サクラが私たちの期待を超える素晴らしい結果を残してくれました。
- 9月12日(土)第1ショー BOB(Best of Breed)
- 9月12日(土)第2ショー BOB(Best of Breed)
そして翌日の、
- 9月13日(日)BOB(Best of Breed)
- さらにグループ戦へ進出し、Group 3rd(第3席)!
2日間、3つのショー。
サクラは3ショーすべてでBOBをいただくことができました。
そして最後のショーでは、BOBの先にあるグループ戦で3席という、本当に嬉しい結果を残してくれました。
決して恵まれたコンディションではなかった朝霧
今回の朝霧は、決してドッグショーに適した天候とは言えませんでした。
雨。
そして朝霧らしい深い霧。
写真を見返しても、傘やレインウェアが手放せないほどの天候で、足元の芝も雨を含み、犬にとってもハンドラーにとっても簡単なコンディションではありませんでした。
ドッグショーでは犬の美しさだけでなく、立ち姿、歩様、被毛のコンディション、そしてリングの中で犬自身がどれだけ魅力を表現できるかが重要になります。
特にミニチュア・シュナウザーは、その美しいアウトラインや特徴的なコートも大切な犬種です。
雨は、ショードッグにとって決して歓迎できるものではありません。
せっかく整えた被毛も濡れてしまいます。
足元の状態が変われば、普段と同じように歩くことも簡単ではありません。
人間でさえ気持ちが沈みそうになる雨と霧の中、犬にはいつもと変わらずリングに立つことが求められます。
そんな状況の中でも、サクラはしっかりとリングに立ってくれました。
土曜日、2つのショーで連続BOB
9月12日(土)は、1日に2つのショーが開催されました。
サクラはブラックの牝、チャンピオンクラスから出陳。
そして最初のショーで、BOB(Best of Breed)をいただくことができました。
BOBは、その日に出陳された同一犬種の中から犬種代表として選ばれる賞です。
まずひとつ。
しっかり結果を残してくれたサクラ。
そして同じ日に行われたもうひとつのショーでも、再びリングへ。
結果は——
BOB。
この日、2ショー連続でBOBという素晴らしい評価をいただくことができました。
同じ犬であっても、ドッグショーでは審査員が変われば評価の視点も変わります。
だからこそ、異なる審査の中で続けてBOBという評価をいただけたことを、ブリーダーとしてとても嬉しく感じています。

しかし、今回のサクラにはまだ続きがありました。
日曜日もBOB。そしてグループ戦へ
翌9月13日(日)。
前日から続く雨と霧。
人にとっても犬にとっても、疲れが出てもおかしくない2日目です。
サクラはこの日もチャンピオンクラスからリングへ入りました。
そして——
BOB!
これで今回の朝霧は、3ショー出陳、3ショーすべてBOB。という結果になりました。
そして日曜日はここから、BOBを獲得した犬種代表としてグループ戦へ進みます。
グループ戦は、同じミニチュア・シュナウザー同士の審査ではありません。
それぞれの犬種審査を勝ち上がり、BOBに選ばれた犬たちが集まるステージです。
犬種の違う優れた犬たちと並び、その中からさらに上位犬が選出されます。
そしてサクラは——
Group 3rd。
第3席に選んでいただくことができました。
写真に残った「GROUP 3rd」の文字。
その横に立つサクラを見た瞬間、これまで積み重ねてきた時間を思い出しました。
本当に嬉しい結果です。

北海道のGroup 4thから、朝霧のGroup 3rdへ
今回のGroup 3rdには、私たちにとってもうひとつ特別な意味があります。
つい先日の北海道遠征。
2026年8月30日に開催されたFCI北海道インターナショナルドッグショーで、サクラはBOBを獲得し、その後のグループ戦で、『Group 4th』に入賞しました。
北海道の大きなリングでGroup 4th。
それだけでも十分すぎるほど嬉しい結果でした。
そして、それからわずか2週間ほど。
今回の朝霧では、
BOB → Group 3rd。
4席から3席へ。
数字だけを見れば、たった「ひとつ」です。
でも、ドッグショーの世界でこのひとつを上がることが、決して簡単なことではないと私たちは知っています。
もちろん、ドッグショーは毎回ジャッジも違えば、出陳犬も違います。
単純に北海道の4席と今回の3席を比較することはできません。
それでも、異なるショー、異なる審査の中で、サクラが続けてグループ入賞という評価をいただけたこと。
これは私たちにとって、とても大きな意味を持っています。
北海道でGroup 4th。
そして朝霧でGroup 3rd。
サクラが少しずつ、でも確実に成長している。
そんなことを感じさせてくれた今回の結果でした。
ロゼットの数以上に残ったもの
今回いただいたロゼットを並べてみると、改めてサクラが頑張ってくれた2日間だったことを実感します。
BOB。
BOB。
BOB。
そしてGroup 3rd。
もちろん、ブリーダーとしてこれほど嬉しいことはありません。
でも、私たちが今回一番嬉しかったのは、ロゼットの数だけではありません。
雨が降っても。
霧に包まれても。
足元のコンディションが悪くても。
サクラがいつものように人を信頼し、リングに立ち続けてくれたこと。
その姿こそが、今回一番心に残っています。
ショーが終われば、サクラはまたいつものサクラに戻ります。
リングの外では一頭のかわいい女の子です。

そんなサクラがリングに入った瞬間にショードッグとして見せてくれる姿。
その一瞬一瞬を見ることができることも、私たちがドッグショーを続ける理由のひとつなのかもしれません。
サクラを支えてくださる北山さんへ
そして今回の記事で、どうしても伝えておきたいことがあります。
サクラがこうして結果を残していくことは、私たちだけの力でできることではありません。
いつもサクラを支え、リングでその魅力を最大限に引き出してくださっているハンドラーの北山さん。
心から感謝しています。
ドッグショーは、リングの中にいる数分間だけで完成するものではありません。
犬のコンディションを見ながら、その日の状態を感じ取り、犬とコミュニケーションを取り、最も良い瞬間をリングの中で表現する。
言葉を話すことのできない犬と向き合うからこそ、そこには技術だけではない信頼関係が必要なのだと思います。
雨の中でも、霧の中でも。
サクラと向き合い、最高の状態でリングに立たせてくださる。
そしてサクラ自身も北山さんを信頼してリングを歩く。
その積み重ねがあって、今回の結果があります。
北山さん、いつも本当にありがとうございます。

サクラの成長を一緒に喜べることを、とても幸せに思っています。
ドッグショーで出会えた大切な仲間たちへ
そしてもうひとつ。
私にとってドッグショーは、犬の成績だけを競う場所ではなくなっています。
ショーを続けてきたことで出会うことのできた、大切な仲間たちがいます。
嬉しい結果が出たときには一緒に喜んでくれる。
うまくいかなかったときには声をかけてくれる。
雨の日には一緒に濡れながら準備をして、犬の話をして、笑って、また次のリングへ向かう。
ライバルになることもあります。
同じリングで競うこともあります。
でも、ショーが終われば、同じ犬を愛する大切な仲間です。
今回の朝霧も、決して楽な2日間ではありませんでした。
雨と霧の中で、テントを行き来しながら犬たちのコンディションを整え、リングの時間を待つ。
そんな時間さえも、仲間がいるから楽しい思い出になります。
サクラがGroup 3rdに選ばれたことはもちろん嬉しかった。
でも、その結果を一緒に喜んでくれる人たちが周りにいたことが、同じくらい嬉しかったです。
いつも支えてくれるドッグショーの仲間たちへ。
本当にありがとうございます。
犬たちがつないでくれたこのご縁を、これからも大切にしていきたいと思います。
サクラを評価してくださったジャッジの皆様へ
そして2日間、3つのショーでサクラを審査してくださったジャッジの皆様にも、心より感謝申し上げます。
ドッグショーでは、一頭の犬に対してさまざまな角度から評価が行われます。
犬種標準に基づき、構成、バランス、ムーブメント、コート、表現などを実際にリングの中で確認していただきます。

今回、3つすべてのショーでサクラをBOBに選出していただき、さらに日曜日にはグループ戦で3席という評価をいただけたことを大変嬉しく思います。
いただいた評価に感謝するとともに、その結果に満足して終わるのではなく、これからのブリーディングや次世代の繁殖につなげていきたいと思っています。
サクラが教えてくれること
ブリーディングをしていると、結果だけでは語れない瞬間がたくさんあります。
子犬として生まれた一頭が成長し、やがてショーリングに立つ。
最初からすべてがうまくできる犬などいません。
一つずつ経験して、一つずつ覚えて、人との信頼関係を築きながら成長していきます。
そして気がつけば、北海道のFCIインターナショナルドッグショーでGroup 4th。
その約2週間後には、朝霧で3ショーすべてBOB、そしてGroup 3rd。
サクラ自身は、自分がどんな賞をもらったのか分かっていないかもしれません。
それでも私たちにとって、この一個一個のロゼットには、その日まで積み重ねてきた時間が詰まっています。
だから、結果が出たときには素直に喜びたい。
そして同時に、支えてくれた人たちへの感謝を忘れたくないと思っています。
ありがとう、サクラ
雨と霧の朝霧。
決して簡単ではなかった2日間。
それでもサクラは3つのリングに立ち、3ショーすべてBOB。
そして最後には、Group 3rd。

本当によく頑張ってくれました。
北海道でGroup 4thをいただいたときも大きな喜びがありました。
そして今回、その次のショーでGroup 3rd。
サクラと歩んできた道が、またひとつ形になったような気がします。
でも、まだこれは途中です。
これから先、どんな結果が待っているのかは誰にも分かりません。
良い日もあれば、思うような結果にならない日もきっとあります。
だからこそ、一回一回のリングを大切にしたい。
結果だけを追うのではなく、サクラと一緒にリングに立てる時間そのものを大切にしていきたいと思います。
そして私たちESTRELLAも、ミニチュア・シュナウザーという素晴らしい犬種と真摯に向き合いながら、これからの世代へその魅力をつないでいきたいと思っています。
ハンドラーの北山さん。
いつも支えてくれる大切なドッグショー仲間の皆さん。
サクラを評価してくださったジャッジの皆様。
ショーを運営してくださった関係者の皆様。
そして、いつもESTRELLAとサクラを応援してくださっている皆様。
心から、ありがとうございます。
そして——
サクラ、本当におめでとう。
北海道のGroup 4thから、朝霧のGroup 3rdへ。
またひとつ、一緒に大切な思い出を作ることができました。
次のリングでもサクラらしく。
これからも一歩ずつ、一緒に歩いていきます。
今後ともサクラ、そしてESTRELLAのミニチュア・シュナウザーたちへの応援を、どうぞよろしくお願いいたします。

